Motorola、5.2インチフルHDの有機ELディスプレイを搭載した新フラッグシップ「The New Moto X」を発表

投稿日時 9月 5th, 2014 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Motorola Mobility は 9 月 4 日、同社の新しいフラッグシップスマートフォンとなる「The New Moto X」を発表しました。

正式名称は前作と同じ「Moto X」なのですが、公式サイトには旧型と区別するために「Moto X(2nd Gen)」と表記されています。この記事では、「新型 Moto X」と呼ぶことにします。

新型 Moto Xは、旧型のデザインを継承しつつも本体周囲のフレームを金属素材に変更して高級さを出しています。ディスプレイは 4.7 インチ HD から 5.2 インチフル HD に拡大。筐体サイズも横幅 72.4mm に拡大しましたが、超絶ラウンドフォルムの背面は、左右端部の厚みが 3.8mm (最厚部 9.9mm)にまで薄くなったことで片へのフィット感を高めています。

Moto Xのは、公式サイト「MotoMaker」で主に外装をカスタマイズできるのが特徴です。新型Moto Xでもそれは継続しており、新型Moto Xでは標準タイプや木製に加え、新たにレザーも選択可能になったほか、背面のMotorolaロゴもアクセントカラーとしてカスタマイズできるようになりました。発表の段階では、バックカバーは全25種類から選択できるそうです。

背面の構造で興味深いのがリアカメラ周囲の透明素材です。レンズ周囲に透明素材が備えられており、レンズ両サイドの LED により発光時にはリング状に光ります。カメラ機能では、4K 動画の撮影機能、シャッターボタンを押す前後に数枚の写真を撮影し、顔の表情などでベストな 1 枚を選定する「Best Shot」、1 日に撮影した写真と動画を 1 本のムービーにする「Highlight Reel」などの新機能を搭載しました。

ソフトウェア・機能面。OS は旧型と同様にほぼ素の Android 4.4.4 (KitKat)を搭載していますが、本体を 2 回ひねるだけでカメラが起動するジェスチャー機能やどの画面からでも音声で Google Now を呼び出せる「タッチレスコントロール」、スリープ中に通知を受信すると画面上に表示する「アクティブディスプレイ」、デスクトップ版 Chrome と連携する「Moto Connect」などの機能を搭載しています。

新型Moto X では、ユーザーの好きなフレーズで Google Now を呼び出せるようになったほか、“Take a selfie”でフロントカメラを起動、“Good morning”でサイレントモードを停止できるなど、音声で実行できることも増えました。さらに、アクティブディスプレいでは、スリープ中の着信画面に手をかざすと応答できるようになりました。

Moto X の基本スペックは、5.2 インチ 1,920×1,080 ピクセル(423ppi)の OLED ディスプレイ(ゴリラガラス 3 搭載)、Snapdragon 801 MSM8974ac 2.5GHz クアッドコアプロセッサ、2GB RAM、16GB / 32GB ROM、1,300 万画素リアカメラ(F2.25)、前面に 200 万画素(フル HD 対応)、2,300mAh バッテリーを搭載。Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.0、NFC、GPS / GLONASSに対応。筐体サイズは 140.8 x 72.4 x 9.97mm、質量は 144g

新型 Moto Xの基本モデルは 16GB ストレージのブラックとホワイトカラー。

新型 Moto Xの発売スケジュールは北米、南米、欧州、アジアの国で今月下旬に発売。価格はは米国のキャリアで$99~、SIMロックフリー版は $499 ~です


Source : MotorolaThe Verge