Samsung、4.5インチディスプレイやデュアルコア1.7GHz CPUを搭載し、LTEに対応する「Galaxy S II LTE(仮)」を9月末に韓国市場に投入(更新)
韓国のメディアが業界の噂として伝えているところによると、Samsungは韓国SKテレコムを通じて、Galaxy S IIをアップグレードし、LTEに対応させた「Galaxy S II LTE(仮)」を早ければ9月末に発売するという。
伝えられているGalaxy S II LTEのスペックは4.5インチディスプレイ、デュアルコア1.7GHz CPUを搭載ということのみ。
噂は、韓国国内では7月よりLTEによる商用サービスが開始されるという中で、各メーカーの韓国市場への対応端末投入計画に関する記事で伝えられています。
記事ではSamsungのほか、LGやPantech、HTCのLTE対応端末についても触れられています。
LGもGalaxy S II LTEと同様に、4.5インチディスプレイ、デュアルコア1.7GHz CPUを搭載した「Optimuis LTE(仮)」を、Galaxy S II LTEと同時期にSKテレコムに投入する計画だという。
Pantechは10月頃に、HTCは他のメーカーよりも早い8月頃に投入を計画しているという。
この時期に投入されるLTEに対応した多くの端末には、Qualcommの3G/LTEマルチモードモデムを搭載したSoCの採用が見込まれているとし、Qualcommの第4世代SnapdragonであるMSM8960の搭載が予想されています。
MSM8960は製造プロセス28nmの次世代”Krait”アーキテクチャーのCPUコアを2基搭載。各コア最大2.5GHzで動作します。GPUはAdreno 200より8倍高性能とされるAdreno 225を搭載。SoCには3G/LTEのマルチモードモデムが搭載されています。MSM8960は今月よりサンプル出荷が開始され、年末までにそのSoCを搭載した端末が市場に投入されると言われています。
更新:8日に韓国のメディアが伝えたことによると、Samsung、LG、Pantechは4.5インチディスプレイ、MSM8x60とLTEモデム(MDM9600)を組合わせた端末を開発しているそうです。
Qualcommの仕様では、MSM8x60の動作クロックは最大1.5GHzですが、メーカー側で1.7GHzにアップしてテストを行っているそうです。しかし、安定性の問題から1.5GHzとなる可能性が高いそうです。MSM8960は今月から一部のメーカーらに対してサンプル出荷され、製品として出てくるのは来年以降になると言われていることから、今年後半に販売される端末への搭載はほぼ無いと思われます。
HTCは8月にSKテレコムへ、Samsungは9月末に3キャリアへ、LGは10月にSKテレコムとLG U+へ、Pantechは10月にSKテレコムへ投入する予定だとか。
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