Nexus OneはIEEE 802.11n、FM送受信に対応してたらしい
全く知らなかったことなのでお恥ずかしいのですが、Android and meさんの記事によると、Nexus Oneに搭載されているBroadcomのBCM4329というチップには、IEEE 802.11 n、FM電波の送受信に対応していたらしいのです。
しかし、1月5日のNexus One発売日には、それらを有効化するドライバが組み込まれていたのではなく、最近になってBroadcomとGoogleが共同でそれらに対応するドライバを公開したことを受け、、@cyanogenで有名なSteve Kondi氏が彼のリポジトリに取り込み、@kmobs氏がビルドしてIEEE 802.11nが利用できることを確認した、ということが伝えられています。
BCM4329のことを調べてみると、
BCM4329 – Low-Power 802.11n with Bluetooth® 2.1 + EDR and FM (Tx and Rx)・・・Broadcom
Broadcom、無線LANとBluetooth、FMを1チップ化した「BCM4329」・・・BB Watch
で情報を確認することができます。BCM4329は、モバイル端末向けに作られた低消費電力の無線チップセットで、IEEE 802.11 b/d/n、Bluetooth 2.1+EDR、FMの送受信(つまり、ラジオにもなるし、FMトランスミッターにもなる)と言う機能が搭載されていると言う優れもの。
今後は、そのソースコードが公開されれば、すぐにAndroid Open Source Project(AOSP)に取り込まれ、近いうちにNexus Oneでも利用できるのではないかと言われています。
あ~あ、全く知らなかった、恥ずかしい。
ちなみに、HTC Desire、第三世代iPad touch 、iPadにもこのBCM4329が搭載されているそうで、DesireではWi-Fi nは利用できないもののFMラジオを受信することはできるようです。
iPhone 3G、3GSには、これらに対応しないBCM4325が搭載されているそうです。;
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