KDDI、「Optimus X IS11LG」のAndroid 4.0アップグレードを開始
KDDIは8月10日、LG製Androidスマートフォン「Optimus X IS11LG」のAndroid 4.0アップグレードを開始しました。
IS11LGのアップグレードはLGのホームページで配布されているLG端末用のパソコンソフト「LGMobile Support Tool」経由のみで実施可能です。端末単体でのアップグレードはできません。「LGMobile Support Tool」のダウンロードはこちらから(対応機種はWindowsのみです)。
今回のアップグレードでは、OSがAndroid 2.3(Gingerberad)→Android 4.0(ICS)にバージョンアップされ、ロック画面、ホームアプリ、アプリ起動履歴のリスト、本体設定画面やボタン等のUIのデザインが新しくなります。アプリごとに通信量を確認できる「データ使用」や、一部のプリインストールアプリをドロワー上に表示させないようにする「アプリの無効化」機能など、Android 4.0で追加された新機能が利用できるようになります。また、Android版ChromeなどのAndroid 4.0以上にしか対応してないアプリも利用できるようになります。
LG独自機能の変更としては、ロック画面が新しくなり、全方向へのドラッグで解除可能になるほか、ロック画面からアプリを直接起動できるようになります。また、ホームアプリも新しくなっており、アプリドロワーに”アプリ”、”ダウンロード”、”ウィジェット”のタブが追加、表示方法が横方向へのページ切り替える方式に変わりました。
Flash Playerはアップグレードでプリインストールされなくなります。アップグレード後もFlashコンテンツを利用したい場合はGoogle Playストアから再インストールする必要があります。Android 2.3では搭載されていた「Wi-Fi Direct」機能がアップグレードで削除されます。
au独自機能の変更としては、「Eメール」アプリが新しくなり、背景色を白または黒に変更すること、送受信メールの添付ファイルをSDカードに保存することが可能になるほか、本文未受信メールを受信した場合、メール詳細画面から本文取得が開始できるようになります。「テキストメッセージ」アプリでは、au絵文字が利用可能になります。このほか、3G⇔Wi-Fiの切り替え時間の短縮やWi-Fi ON時の省電力化を含む「Wi-Fi 品質向上」の変更も今回のアップグレードに含まれています。
「Friends Note」と「LISMO Player」をAndroid 4.0で継続利用する場合は、アプリをAndroid 4.0対応版にアップデートする必要があります。
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