KDDI、Motorola RAZR IS12MのAndroid 4.0アップグレードを開始
KDDIは7月11日、Motorola製Adnroidスマートフォン「Motorola RAZR IS12M」のAndroid 4.0アップグレードを開始しました。
アップグレード用更新ファイルは3G/Wi-Fiを経由で直接本体にダウンロードできますが、更新ファイルのサイズが大きいためKDDIはWi-Fi経由での実施を推奨しています。操作はIS12Mの設定画面を表示後、「端末情報」→「システムアップデート」より実行することができます。アップグレードにかかる時間は約60分となっています。
今回のアップグレードでは、OSがAndroid 4.0.4(ICS)にバージョンアップ。ロック画面、ホームアプリ、最近起動したアプリのリスト、本体設定画面やボタン等のUIのデザインが変更になり、アプリごとに通信量を確認できる「データ使用」や顔認識技術を活用したロック画面解除機能「フェイスアンロック」などが追加されます。Android版ChromeなどのAndroid 4.0以上にしか対応してないアプリも利用できるようになりますね。
auサービスに関する変更としては、「Eメール」アプリが新しくなり、背景色を白または黒に変更すること、送受信メールの添付ファイルをSDカードに保存することが可能になるほか、本文未受信メールを受信した場合、メール詳細画面から本文取得が開始できるようになります。「テキストメッセージ」アプリでは、au絵文字が利用可能になります。「安心セキュリティパック」では、3LM Securityの位置検索で、GPS機能をOFFにしていても位置検索に限りGPS検索を利用することができるようになります。このほか、３G⇔Wi-Fiの切り替え時間の短縮やWi-Fi ON時の省電力化を含む「Wi-Fi 品質向上」の変更も今回のアップグレードに含まれています。
アップグレード実施後の注意点として、次のことが案内されています。
Flash Playerが削除されるので、Android 4.0でもFlashコンテンツを表示させたい場合はGoogle Playストアより再度インストールする必要があります。au絵文字がキャリア間（au、NTTドコモ、イー・モバイル、WILLCOM）で統一した新しいものに変わります。そのため、既存の絵文字は利用不可になり、送受信メールの絵文字も新しいものに置き換わります。「安心アプリ制限」の制限機能が機能しなくなるので、au Marketで最新版にアップデートする必要があります。 Motorola独自の「ソーシャルネットワーキング」のアカウント管理機能 が削除されます。TwitterとFacebookアプリがプリインストールされます。
Android 4.0版RAZRのユーザマニュアルがMotorolaの公式サイトで配布されています。
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