Samsung、次世代モバイル向けプロセッサ「Exynos 5 Dual」の詳細を公開
Samsungは8月8日、同社の次世代モバイル向けアプリケーション・プロセッサ「Esynos 5 Dual」の詳細を公開しました。
昨年11月、Samsungはタブレット向けのプロセッサとして「Exynos 5250」を発表しています。今回のExynos 5 Dualはそのブランド名となります。Samsungはそのときの発表でExynos 5250の量産を2012年Q2中に開始、年末までにこのプロセッサを搭載した製品が投入されると述べていました。
Exynos 5 DualはARMの次世代CPUコアCortex-A15を2つ搭載したSoC。32nmのHKMG(High-K Metal Gate)プロセスで製造されます。GPUにはARM Mali T604を採用。RAMはLPDDR2 533MHz、DDR3/LPDDR3 890MHzをサポートし、メモリ帯域幅は最大12.8GB/s(LPDDR3 800×2)。最大1080p 60fpsでビデオのエンコード/デコードが可能、解像度WQXGA(2,560×1,600ピクセル)までのディスプレイをサポートします。グラフィックAPIはOpen GL 1.1/2.0/3.0、Open VG 1.1、OpenCL v1.1フルプロファイル、DirectX 11をサポート。その他、Stereoscopic 3D(HDMI 1.4a経由で)、SATA III、USB 3.0もサポートします。
Samsungの発表によると、CPUのクロック周波数は最大1.7GHzです。最近FCCを通過したGalaxy Tabの新モデルと見られる「GT-P8110」のCPUクロックと一致しています。「GT-P8110」を含む「GT-P81XX」がExynos 5 Dualを搭載した最初のタブレットである可能性が高そうです(当初はTegra 3と予想していましたが・・・)。
Soruce : Samsung
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