Nimbuzz2.0が公開、Androidの電話機能とVoIPサービスが統合、Skype outにも対応(更新)
更新11月5日:Nimbuzzは10月31日をもってSkypeのサポートをやめました。
昨日から予告されていた統合IM&VoIPクライアントの「Nimbuzz」のアップデートが本日木曜日に行われました。今回はNumbuzz1.4からNumbuzz2.0とメジャーバージョンが上がっており、Androidの電話機能の統合とSkypeやGizmo5、たのSIPプロバイダによるVoIPサービスの統合が行われ、使い方によってはAndroidのオールんインワン電話アプリとして動作します。
Nimbuzzというのは、Skype、Google Talk、Windows Live Messenger、Yahoo!、Facebook、AIM、MySpace、ICQ、Hyves、Gadu Gaduといった各種IMツール、メッセンジャーアプリ、VoIPアプリをまとめて管理できる機能を持ち、それぞれNumbuzzからSkypeチャット、音声チャット、テキストチャットなどを利用できます。
また、Numbuzzユーザ同士でもテキストチャットや音声チャットも無料で使え、画像やファイルを送受信できる機能も持ちます。Numbuzz outを使えば格安料金で国際電話をかけられたりします。
前バージョンのNumbuzzは、そういったIMやVoIPサービスを統合して利用することは出来ていましたが、Androidの電話機能も統合したり、Skype out、Gizmo5を利用することが出来ませんでした。今回のバージョンアップでそれらも統合され、Androidの電話+各種IM・VoIP+格安の国際電話(Skype out、Gizmo5も)というアプリとなったのです。
Nimbuzzを起動すると、新しく「Dialer」タブが増え、コンタクトリストにAndroidの電話帳のコンタクトまで表示されていることが分かります。
ためしにAndrnoidの電話帳に登録してた「Qik」(ソフトバンクケータイの番号)を選択してみると、「Call Mobile」、「GSM Call」というメニューが表示されます。「Call Mobile」は、Numbuzz、Skype out、他のSIPプロバイダの固定電話、携帯電話への通話オプション(Gizmo5など)による格安通話機能、「GSM Call」は契約キャリアによる通話機能(普通の電話)を選択することができ、一般電話、VoIPによる通話機能を選べるようになっています。
SIPプロバイダを変更するには、「menu」→「Settings」→「Call Settings」→「Set VoIP Provider」から変更することができます。ここではSkypeに変更できるので、Android用Skypeアプリが無くてもSkype outで電話をかけることができると言うわけです。
ちなみに、Numbuzz outというNimbuzzが提供するVoIPサービスでは、国際電話の通話料金は日本から米国だとわずか$0.021/minとキャリアの10分の1程度で利用できます。Skype outも似たようなものです。
画面下に「Send Invitation」と表示されています。NumbuzzではAndroidの電話帳に登録されているユーザにSMSでNimbuzzへの招待メッセージを一括送信することもできます。
今回のバージョンアップでNimbuzzの利用価値がより一層上がったと思います。まだNimbuzzを試していない方はAndroidマーケットから無料でダウンロードできますので使ってみてください。
Nimbuzz Blog
http://blog.nimbuzz.com/
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