Qualcomm、64bit対応のSnapdragon 410シリーズを発表

投稿日時 12月 10th, 2013 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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米Qualcommは12月9日、Snapdragonファミリーの次世代モデルとなる「Snapdragon 410シリーズ」を発表しました。

Snapdragon 410シリーズは、ハイボリュームを狙うミッドレンジデバイスをターゲットにした「Snapdragon 400」の後継にあたる製品シリーズです。大きな特徴は、同社初となる64bitの命令セットを盛り込んだCPUと次世代ミッドレンジGPU「Adreno 306」を搭載したところ。性能はSnapdragon 400よりも高いでしょう。

Snapdragon 410は、アプリケーションプロセッサと通信モデムをワンチップに統合したSoCです。28nmプロセスで製造され、世界中のLTEをサポート、中国やインドなど一部の国で普及しているマルチSIM構成のスマートフォンを作成できるよう最大3枚のSIMカードもサポートしています。OSはAndroid、Windows Phone、Firefox OSをサポート。

Snapdragon 410の発売スケジュールは、2014年上半期中にサンプル出荷され、2014年下半期に出荷されます。来年中にはSnapdragon 410端末が発売される見込みです。

更新:CPUコアはARMv8対応の「Cortex-A53」、CPUクロックは最大1.4GHz。SoC型番は今のところ「MSM8916」のみ。

Source : Qualcomm