LGの次期フラッグシップ‟G3”は自社開発の8コアSoC、2,560×1,440ピクセルのIPS液晶などを搭載、2014年下半期に発売される見込み
LGの次期フラッグシップスマートフォンとなる製品について、韓国メディアのZDNet Koreaがそれに搭載されるディスプレイやプロセッサなどの一部のスペック情報を伝えていました。
同サイトはLGのグループ企業関係者より今回の情報を得たとしています。まず次期モデルの名前はおそらく「LG G3」です。G3は2014年下半期中に発売予定の機種らしいのですが、LGとしては少しでも前倒しして発売したいと考えているそうです。
G3で特に注目されるのは自社で開発したSoCを搭載することです。これまでのLGスマートフォンにはQualcommやNVIDIAなどの半導体メーカーから調達したプロセッサが使用されていましたが、G3」のSoCは自社開発したARMベースの8コアプロセッサ‟Odin”が搭載されると伝えられています。
‟Odin”は8コアCPUをARMのbig.LITTLE処理を利用してクラスタ単位でコアを切り替える仕組みを採用しているそうです。このSoCが搭載されるとすれば、スマートフォンの部品の中でも最も重要なものの一つとなるプロセッサまでをもLGグループで調達・コントロールできるようになることから、競合他社にとってLGの脅威度が一段高くなると予想されます。
G3にはこのほか、ディスプレイは2,560×1,440(WQHD)クラスのIPS液晶、カメラには1,600万画素の撮像素子が搭載されることも伝えられています。
Source : ZDNet Korea
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