Samsung、モバイル端末向け8Gb LPDDR4のDRAMモジュールを開発
SamsungとSKハイニックスは12月30日、業界で初めてモバイル端末向け8Gb LPDDR4 DRAMモジュールの開発に成功したと発表しました。
LPDDR(Low Power DDR) のDRAMは、主にスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末向けにDDR規格よりも低電圧・低消費電力で動作するようにしたメモリ規格。今回Samusngは同社の20nmプロセスを適用して8Gb(1GB) LPDDR4モジュールを開発。同社は、このチップを4つ積層することで、4GBのRAMを構成することも可能としています。
この製品の主なターゲットは、超高画質スマートフォンやタブレットなどのプレミアム製品などです。SamsungのLPDDR4モジュールでは、JEDECで標準化されたLVSTL(Low Voltage Swing Terminated Logic)のI/Oインタフェース技術を採用しており、既存のLPDDR3モジュールよりも2倍高速なデータ処理速度 3200Mbpsを実現、また、動作電圧1.1Vのアーキテクチャを採用しており、消費電力を40%削減しています。
Samsungは来年のスマートフォンやタブレットの一部にこのRAMモジュールを採用すると述べているので、Galaxy S 5やGalaxy Note 4、Galaxy Tab Pro(仮称)などのハイエンドモデルには搭載されると予想されます。
Source : Samsung
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