CES 2014 : 本や雑誌を両手で持つ感覚で文字を入力できる画期的なBluetoothキーボード「TrewGrip」が発表
米国・ラスベガスでマスコミ向けに開放中のCES 2014会場で、「TrewGrip」と呼ばれる独特な入力方法を採用したモバイルデバイス向けのBluetoothキーボードが展示されているそうです。
TrewGripは、紙の本や雑誌を開いたような形をしたBluetoothキーボードで、中央にモバイルデバイスを固定するホルダー、両側に広がった部分の裏面に物理キーボードが分割して備え付けられています。まるで本や雑誌を両手持つような感じでキーボードを持って文字を入力できます。
裏面のキーを叩くと正面のLEDが点灯し、どのキーを押したのか分かるようになっています。また、タブ、エンター、スペース、バックスペースは正面の見える部分に配置されており、親指で押します。
通常の外付けキーボードを使ってモバイルデバイスの文字入力を行おうとする場合、デスクがあれば容易に入力できると思いますが、モバイルデバイスの利用環境は常にそのようなものがあるわけではありません。立っていたり、歩いていたり、ソファーに座っていたりと態勢は様々です。そんな場合でもPCのような入力環境を提供してくれるのがTrewGripです。
TrewGripはその独特なキーの配置で入力が難しそうに見えますが、キーの押し方が変わるだけで手のキーポジションは通常のキーボードと大差ありません。実際にTrewGripを利用したことはありませんが、感覚的にすぐに慣れそうな気がします。
TrewGripは2014年下半期に発売される予定で、米国では$250前後で発売されると言われています。
Source : PC Mag
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