CES 2014 : 海外発のキッズ向けスマートフォン「Kurio Phone」が発表
キッズ向けタブレット「Kurio Tablet」を発売したKD Interactiveが、今度はキッズ向けスマートフォン「Kurio Phone」を現在米国・ラスベガスで開催中のCES 2014イベントで発表しました。海外製のキッズスマートフォンというのはいったいどういうものなのでしょうか。
「Kurio Phone」はAndroid 4.2(Jelly Bean)を搭載したフルタッチタイプのAndroidスマートフォンです。4インチ800×480ピクセルの液晶、1GB RAM、4GB ROM(Micro SDカード対応)、前後にカメラ、Wi-Fi通信機能、3G通信機能、GPS機能などを搭載しています。スペックはそれほど高くはないようです。
「Kurio Phone」は子供とそのスマートフォン利用をより安全なものにしようというの思想の下で開発され、特にペアレンタルコントロール機能と追跡機能を特徴としています。
ペアレンタルコントロール機能では、親にWEBベースの管理コンソールが提供され、それを通じてKurio Phoneで起動できるアプリや使用時間を設定したり、アクセスして良いWEBサイトを指定することができます。親はKurio Phoneのアドレス帳をモニタリングすることも可能で、子供がアドレス帳に連絡先を追加することは可能なのですが、親が承認しないと発信することはできません。管理コンソールでは、通話履歴やSMS、WEBブラウザの閲覧履歴も見られるようになっています(SMSやMMSの画像を非公開にすることも可能らしい)。
追跡機能では、Kurio Phoneの居場所を15/30/60分ごとに親に通知するほか、親が事前に設定した地図上の領域からKurio Phoneが出た場合、親にアラートを送信します。
このほか、万が一、子供が事故に遭遇してケガをした場合、助けに来た人に身元や持病を即座に知らせられるよう、子供の氏名や年齢、連絡先、誕生日、血液型、アレルギーの有無、主治医の氏名を表示するホーム画面ウィジェットや、簡単操作で911に通報する機能、電源ボタンを連打することでプライマリーアドレスに指定した連絡先に密かに緊急メッセージと位置情報を送信する「パニックボタン」機能も搭載しています。
Source : Tech-Hive
関連記事
週間ランキング
None Found