メモリ最適化・節電アプリ「Greenify」がv2.0にアップデート、一部の機能が非root端末でも利用可能に
リリース当時からこれまでroot化端末専用だったメモリ最適化・節電アプリ「Greenify」がv2.0にアップデートされて、非root端末でも利用できるようになりました。
Greenifyは、指定したアプリのバックグラウンド動作を停止することでメモリ使用量の抑制と節電を図るアプリです。主な機能は、アプリを使っていないときはその動作を強制的に停止する「冬眠」機能(ハイバネーション機能のことです)と、端末のロック時にバックグラウンド動作を停止する機能の2つ。
従来はどちらの機能を利用するにもroot権が必要でしたが、v2.0で後者の機能(ロック時に動作を停止する機能)が非root端末でも利用できるようになりました。それでも「冬眠」機能はroot権が必要になるため、非root端末では利用できません。
Greenifyを最初に起動すると「root化されていない・・・」とのメッセージが表示されてアプリが停止しますが、もう一度起動してみてください。使えるようになると思います。
Greenifyでは、画面下の「+」アイコンをタップすると表示されるリストからアプリを選択して「休止リスト」に追加することで、バックグラウンド動作が停止します。リストには「バックグラウンドで動作中」、「端末の動作を遅くさせるアプリ」、「最近の動作」の3つのカテゴリに分かれて表示されますが、それらの意味は次の通りです。
- バックグラウンドで動作中:バックグラウンドで動作しているアプリ。できるだけリストに表示されるアプリ数を減らします。
- 端末の動作を遅くさせるアプリ:特定のイベントで動作するアプリ。
- 最近の動作:最近利用したアプリ。使用していないのにこのリストに表示される場合はアプリの機能を確認して休止リストに追加します。
Greenifyはアプリの動作を停止するアプリです。なので、アラームやウィジェット、メッセージ系アプリを休止リストに追加してしまうと、設定時刻にアラームが鳴らなかったり、メッセージを受信しないなどの問題が発生します。なので、休止リストに追加する場合はそのアプリの機能を考慮して処理すべきです。ちなみに、プッシュ通知系アプリはアプリ名右側に雲のアイコンが表示されます。それらは休止リストに追加しない方が無難でしょう。
「Greenify」(Google Playストア)
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