中国独自のオペレーティングシステム「Chinese Operating System(COS)」が発表
中国・北京で今週水曜、「Chinese Operating System(COS)」と呼ばれる中国独自のオペレーティングシステムが発表されました。
COSは、中国科学院と上海聯彤網絡通讯技術によって開発されたLinuxベースのOSです。ターゲットは主に一般消費者向けのスマートフォンやタブレット、PCなど。この市場では、GoogleのAndroidやMicrosoftのWindows、AppleのiOSが主流となっていますが、COSは中国市場におけるそれらの代替となるべく開発されています。
COSでは、JavaアプリとHTML5アプリがサポートされており、現在のところ、10万のアプリが利用できるとされています。また、より中国のセキュリティ要件に適合する仕様のほか、中国ユーザー向けのローカライズも万全だとされています。
発表時にはHTC OneにCOSをインストールしたデモ機が展示されていたようです。HTC自身はCOSにおける取り組みに関する公式発表を行っていませんが、以前より中国独自のOSを採用した機種を投入すると伝えられています。
Source : ニューヨークタイムズ、Engadget
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