Samsungは今年のスマートフォンに日本電気硝子のカバーガラスを採用?
Samsungが今年のGalaxyスマートフォンに日本の液晶パネル用ガラスメーカー 日本電気硝子のカバーガラス(強化ガラス)を採用する方針だと、韓国メディアのETNewsが報じました。
同サイトによると、Samsungは今年の中~高価格帯・4~5インチクラスのスマートフォンに日本電気硝子のカバーガラスを採用する方針らしいのですが、単に製品の供給を受けるだけではなく、品質管理といった製造工程にも関与することになっているそうです。
日本電気硝子は昨年10月に韓国に液晶パネル用ガラス基板の工場を増設し、LGディスプレイとの業務提携などを通じてカバーガラスを供給しています。一方、Samsungはこれまでコーニングのゴリラガラスを多くの機種で採用していましたが、報道によれば、今年はそういう状況が一変しそうです。日本電気硝子にとってはスマートフォン世界シェア1位のSamsungのスマートフォンに採用されることで、スマートフォン用カバーガラスの販売を増加させることができるでしょう。
Samsungが日本電気硝子のカバーガラスを採用することにした理由については、複数社か部品を調達することでスマートフォン用カバーガラス(ここでは強化ガラス)分野でコーニングへの依存度を下げると共に、市場の競争をさらに加速させることで価格低下へ誘導することなどが伝えられています。Samsungに供給されるカバーガラスの性能はゴリラガラスの90%の水準であるものの、価格は20~30%ほど安いらしい。
Source : ETNews
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