BLOCKS : スペックを自分でカスタマイズできるモジュール型スマートウォッチ
Googleのモジュール型スマートフォン「Project Ara」のように、モジュール化された部品を使って自分で機能やスペックをカスタマイズできるスマートウォッチ「BLOCKS」の開発が海外で進められています。
市販されているスマートウォッチと言えば、性能や品質の善し悪しはあるにせよ主要な部品が全て揃った状態で販売されているスマートフォンとは違って、製品によってデザインやスペックにかなりのバラつきが見られます。そのため、あるスマートウォッチには搭載されている部品や機能が別のスマートウォッチには無いことも多々あります。
このような製品ごとの仕様の違いによって製品を追加で購入したり、買い替えたりするような手間とコストを軽減すために、部品をモジュール化して提供し、必要な機能を必要なときにユーザー自身で実装できるようにしようというのが「BLOCKS」です。
現在の「BLOCKS」では、ディスプレイの大きさや種類(LCDかE Inkなど)、プロセッサの性能、バッテリー容量、カメラ画素数、その他の部品(GPSやジェスチャーセンサー、マイクなど)がモジュールとして提供され、別途追加したり、既存のものと交換できるとされています。
例えば、アウトドア用途ならE Inkディスプレイ+GPSモジュール+温度センサー+大容量バッテリーという具合。また、ユーザーを支援するような機能を重視するならタッパネル付きLCD+マイク+ジェスチャーセンサー+カメラという具合にカスタマイズできるというのです。、
さらに、「BLOCKS」も「Project Ara」のようにモジュールの仕様が一般に公開される予定で、サードパーティの開発者やメーカーも参入できるようになるそうです。
「BLOCKS」の公式サイトには、”現在生産中”と記されていますが、具体的な発売時期は不明です(2015年に発売されるという話もあります)。
Source : Blocks
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