4.3インチのE Inkディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「MIDIA InkPhone」がドイツなどで近く発売
「MIDIA InkPhone」と呼ばれるE Ink製電子ペーパーティスプレイをメイン画面にしたAndroidスマートフォンが現在ドイツで行われているCeBIT 2014イベントで公開されました。
「MIDIA InkPhone」は、中国メーカー Onyxが開発したAndroidスマートフォンで、Kindleといった電子書籍リーダーに広く用されているE Ink製のモノクロ電子ペーパーディスプレイをメイン画面に採用した一風変わった仕様が特徴となっています。
E Inkディスプレイは外部の光を反射して表示する仕組みなので、バックライトを利用する必要がなく、LCDに比べて格段に消費電力が少なく、また、屋外でも見やすいのが特徴です。一方、表示の切り替えに時間がかかるため、頻繁にタッチ操作や画面の切り替えを行なうスマートフォンには不向きと言われています。
InkPhoneの画面サイズは4.3インチ。1,800mAhの内蔵バッテリーで2週間は持つとされています。詳細仕様は公開されていませんが、Android 2.3(Google Play非対応)、Rockchip製プロセッサ、4GB ROM、Micro SDカードを搭載しているそうです。
InkPhoneは2014年4月頃にドイツとポーランドで発売される予定です。価格はVAT込みで€140(約20,000円)とされています。
Source : Engadget
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