Link Bubble : タップされたリンク先WEBページを今使っているアプリの上に重ねて表示する新タイプのブラウザアプリ
海外で人気のAndroid向けホームアプリAction Launcher」の開発者 Chris Lacyさんが、任意のアプリのURLをWEBブラウザで開くよりもやや高速に閲覧できる新アプリ「Link Bubble」をリリースしました。
「Link Bubble」は、アプリ内でタップされたURLをバックグラウンドで読み込み、今使っているアプリ上に読み込んだWEBページをオーバーレイする形で表示するブラウザアプリです。
多くの方はWEBページをChromeやFirefoxなどのブラウザアプリで閲覧していると思いますが(アプリ内蔵ブラウザを利用する場合は別)、その場合はアプリの切り替えが発生します。読み終わった後に前のアプリに戻る場合もそうです。そういった画面遷移によるタイムラグを抑制してくれるのが今回紹介する「Link Bubble」です。
「Link Bubble」では、リンクをタップするとアプリが反応してWEBページの読み込みを開始します。画面左側にアプリのアイコンが表示されるので、それをタップすれば今使っているアプリの上にWEBページが表示されます。再度アプリアイコンをタップすると「Link Bubble」が画面の端に隠れて前のアプリに戻ります。オーバーレイされたブラウザを閉じるので切り替わりは高速です。アイコンは「バック」ボタンで閉じない限り画面の端に残るので読み返すのも比較的高速に行えます。
ただ、「Link Bubble」のWEBブラウザ機能はシンプルな実装なので、一般的なブラウザアプリに比べて機能性は高くありません。単に閲覧するだけの場合は問題ないと思います。
「Link Bubble」は無料版と有料版(499円)の2種類があります。大きな違いは、無料版ではリンクを開けるAndroidアプリが1つに限られていることです。別のアプリで機能させるには設定メニューから対象アプリを切り替える必要があります。有料版にこの制限はありません。
「Link Bubble」(Google Playストア)
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