Googleが”Androidの次期バージョン”にビジネス利用に特化した新機能などを開発しているという報道
Googleが”Androidの次期バージョン”に、企業におけるAndroidの採用を促進すべくビジネスにフォーカスしたセキュリティ機能の開発を行っていると、海外メディアのThe Informationが報じました。
同サイトが2名の匿名人物から得た情報として伝えていることは大きく次の4点。
- アプリの起動に追加の認証を設定できる機能(生体認証を含む)
- ストレージ暗号化のさらなる強化
- 機密情報等を直接チップ上に保存するための拡張(?)
- 企業のIT機器管理サービスへの対応を強化するための新APIの開発(例えば、会社データのみをリモートで消去する機能を提供するAPI)
企業におけるスマートフォンの採用例としてはBlackBerryがまず多く、続いてAppleやSamsungも自社の製品に独自開発のセキュリティ機能を追加するなどして、BlackBerryが得意とするビジネス市場に徐々に侵攻しています。Googleも先行する各社に追従すべくAndroidの機能拡張を施しているのでしょう。
“Androidの次期バージョン”というのがKitKatなのか、それとも”L”で始まるコードネームのことなのかは明確ではありませんでしたが、新しいAndroidが発表されるタイミングとしては6月下旬のGoogle I/O 2014がまず挙げられます。その会期中に発表されるかもしれません。
Source : The Information、The Next Web
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