今後のGoogle Play開発者サービスのアップデートでAndroid 4.4端末の「画面のキャスト」が利用可能になる?
Android 4.4(KitKat)で追加された「ディスプレイ」の「画面のキャスト」セクションがGoogle Play開発者サービスに依存していることが判明しました。
Android 4.4を搭載した端末をお持ちの方は何も表示されない「画面のキャスト」の存在を不思議に思っているはずです。セクション名からChromecastなどへの画面転送機能を提供するものだと予想されますが、今は開いても何も表示されず、機能していません。
ところが、CyanogenMod提供の「Mirror」アプリをインストールすると、上図のようにQuickSettingsパネルに「画面のキャスト」が表示されるほか、「画面のキャスト」に”Chromecast”と”Computer”が表示されるようになります(ダブっていますが)。ここで「Chromecast」をタップすると「Google Play開発者サービス」によるエラーメッセージがトースト表示されます。「Chromecast・・・Mirror」をタップすると「Mirror」アプリの機能によってChromecastにAndroidの画面がミラーリングされます。
つまり、「画面のキャスト」はGoogle Play開発者サービスに依存しており、現行バージョンでは対応していないことになると思います。Googleは今後のアプリのアップデートで対応させることを計画しているのかもしれません。
ちなみに、「PCへの画面転送」機能というのは、ワイヤレスでミラーリングされたAndroidの画面をPCブラウザ内で表示できる機能です。
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