LenovoがTegra K1を搭載したAndroidベースのスマートTV「Terminator S9」を発表
LenovoがNVIDIAのモバイルプロセッサ「Tegra K1」を搭載した初のスマートTV「Terminator S9」をGTC 2014イベントで披露しました。
Terminator S9は、50インチ4K(3,840×2,160ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載した大画面のスマートTVで、Android 4.2(Jelly Bean)ベースの独自UIを備えたファームウェアがインストールされています。
Terminator S9に搭載されたTegra K1はCortex-A15を4基内蔵した32bit版です。192コアのGPUを備えるなどグラフィックス性能の高い製品に仕上がっています。
Terminator S9の特徴は、Androidを稼働させるためのシステムボードを「Smart Card」と呼ばれるモジュールとして交換できるようにしたところで、テレビの背面に備えられた70pinインタフェースのモジュールスロットに装着することで普通のテレビをスマートTV化し、別のSmart Cardと交換することでAndroidのスペックや機能を変更することができます。
GTC 2014で披露された「Terminator S9」のSmart CardにはシステムボードやTegra K1プロセッサ、Micro USB端子、Micro SDカードスロット、Wi-Fi・Bluetoothモジュールが組み込まれています、また、ベンチマークアプリ「Antutu」の情報によると、2GB RAMと4GB ROMを搭載しています。
Terminator S9は中国でまず発売されます。価格は、テレビ本体が6,000元(約99,200円)、Tegra K1入りのSmart Cardが1,000元(約16,500円)です。
Source : Engadget
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