NVIDIA、「SHIELD」のAndroid 4.4.2アップデートを配信開始、すべての変更内容も判明
NVIDIAがAndroidベースのコンソールゲーム機「SHIELD」のAndroid 4.4.2アップデートをようやく開始しました。
今回はOSのバージョンアップに加えて、次のような様々な機能の追加、変更が行われます。
- 「GameStream」の拡張
PCゲームをインターネット経由でプレイできる「Remote GameStream(Beta)」を追加
スリープ中またはいハイバネーション状態のPCをリモート起動できる「Wake on LAN」をサポート
ロック状態のPCにリモートログインできる「SHIELD Remote Login」を追加
PCゲーム用にBluetoothキーボードとマウスの接続をサポート
「GameStream」のノートPC版(Beta)に対応。GTX 800M/700M/一部の600Mが対応GPU
「GeForce Experience」より非サポートのPCゲームを手動で追加可能に
複数のPCをSHIELDとペアリングさせる機能を追加(PIN認証ベース)
USB-Yケーブルをサポート(SHIELDにLANケーブルを接続している場合でもOTGアダプタ経由で充電できる)
PCゲームのフレームレート、ビットレートなどを手動で変更できるオプションをTegraZoneに追加 - Tegra Zoneを刷新
アプリUIをリニューアル。「NVIDIA」ボタンから起動するよう変更。 - 「Gamepad Mapper」の拡張
ユーザーインタフェースを刷新、簡単にダウンロード/シェアできるようアクセス性を改善
NVIDIAボタンからでも「Gamepad Mapper」の設定画面にアクセス可能 - 様々なバグを修正
また、GoogleがKitKatで外部ストレージ(SDカードなど)への書き込み操作の仕様を変更したため、今回のアップデートを実施すると、ES File Expolrerなどのファイル管理アプリでは外部ストレージにファイルをコピーしたり、削除することが不可になるほか、アプリもKitKatで用意されているAPIを利用しなければ所定のフォルダに書き込むことができません。一部のアプリで機能が制限されることになります(未対応アプリはKitKatのAPIにアップデートするまで外部ストレージにデータを書き込むことができません)。Apps to SDはNVIDIAが独自に改変することで対応しており、Jelly Bean時代と同じ操作方法で利用できます。
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