富士通とジャストシステム、スマートフォン向けの新しい日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」を開発、高度な予測・変換機能と最高クラスの語彙数を搭載
富士通とジャストシステムは4月23日、”スマートフォン史上最高レベル”を謳う新しい日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」を共同で開発したと発表しました。
Super ATOK ULTIASはスマートフォン用の文字入力アプリ向けに開発されたもので、特に、予測・変換機能の柔軟さと精度の高さ、登録語彙数の多さ、高い利便性が特徴です。PCの最新IMEソフトウェア並みの機能を持ったシステムとも言われています。
予測・変換機能では、例えば、既に入力した助詞に合わせて推測文字を変化させたり、同じ言葉でも前の文章の内容に合わせて変換候補を変化させたりと、入力した言葉や文章に合わせて候補を柔軟に変化させることで、短い時間で思ったとおりの文字が入力できるとされています。入力ミスを修正するために適切な表記候補を知らせる補正機能も強化されているそうです。
また、文字の種類を横断して予測候補の表示したり、入力した日本語に相当する英単語を表示したり、変換候補の解説表示で言葉の意味を確認したり、使用するアプリに合わせて最適な予測変換候補を表示する機能なども搭載しているそうです。
具体的にどのような形で提供されるのかは明らかにされていませんが、富士通は、”スマートフォンをはじめとする富士通製ユビキタスプロダクトのタッチデバイスやユーザーインターフェースの改善と組み合わせて搭載し、思いのままに文字入力できるプロダクトとして順次提供していきます”と述べています。今後発売される富士通の新型スマートフォンには搭載されていそうです。
Source : 富士通
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