Samsung、カメラ機能に特化したAndroidスマートフォン新モデル「Galaxy K Zoom」を正式発表
Samsungは4月29日、シンガポールで行われたプレスイベントでカメラ機能に特化したAndroidスマートフォン新モデル「Galaxy K Zoom」を正式に発表しました。
Samsungはこのようなカメラスマートフォンを今後は「Galaxy K」という新ブランドの下で投入していくとしています。今回の「Galaxy K Zoom」はその第1弾モデルです。
Galaxy K Zoomは、Androidスマートフォンとコンパクトデジカメを融合させたスマートフォン。2,070万画素の裏面照射型CMOSセンサー(1/2.3型)、F3.1~F6.3・24~240mmの光学10倍ズームレンズ、キセノンフラッシュ、光学手ブレ補正機能などを搭載しています。
カメラ機能では、撮影環境に応じて露出やシャッタースピードなどのパラメータを自動的に調整し、5つの最適な撮影モードを提案して簡単に”プロレベルの写真を撮影できる”とされる「Pro Suggest」機能が追加されました。もちろん、絞りやシャッタースピード、露出などを手動で調節して撮影することもできます。ISO値はAuto/100/200/400/800/1600/3200の範囲で変更可能。動画は最大1,920×1,080@60fpsで撮影可能。前面には200万画素のカメラを搭載しています。
Galaxy K Zoomでは、メインカメラを利用した”自分撮り”のために指定された領域に顔が入ると、音と一緒に3枚を連写し、自分の好きなシーンを選択できる「Selfie Alarm」機能が追加されました。また、Galaxy S 4 Zoomで導入されたズームリングはズームレンズ内に収納されるようになりました。これで厚さ16.6mmのスリムボディを実現しています。
スマートフォンとしてのスペックは、4.8インチ1,280×720ピクセルのSuper AMOLEDディスプレイ、Exynos 5 Hexaプロセッサ(1.7GHz×2+1.3GHz×4)、2GB RAM/8GB ROM(Micro SD最大64GB)、2,430mAhバッテリーを搭載。Wi-Fi a/b/g/n/、Bluetooth v4.0、NFC、GPS/GLONASSなどに対応。筐体サイズは137.5 × 70.8 × 16.6mm(カメラ利用時20.2mm)、質量は200g。
OSはAndroid 4.4.2(KitKat)で、Samsung TouchWiz UXはGalaxy S 5と同じバージョンを搭載しています。ソフトウェア・機能面では、Googleアプリを搭載するほか、S翻訳、Sトラベル(トリップアドバイザーのSamsungバージョン)、Sボイス、Samsung Apps、Samsung Hub、Samsung ChatOnなどに対応しています。また、本体には赤外線ポートが備えられており、Samsung WatchOnアプリを通じて家電をリモコン操作することもできます。
Source : Samusng
関連記事
週間ランキング
None Found