Motorola、Moto Xの製造拠点だったテキサス州の工場を年内で閉鎖する方針
Motorolaは、「Moto X」の製造拠点として昨年オープンしたTexas州Fort Worthの工場を年内で閉鎖し、他社に売却する方針であるとWall Street Journalが報じました。
この話は、Motorola Mobility社長のRick Osterloh氏がWSJからのインタビューで明らかにしたことだと伝えられています。
Motorolaは昨年5月に「Moto X」をいち早く消費者に届けることなどを目的に、Texas州Fort Worthに製造・組立の拠点として工場をオープンしました。現在、その工場には700名の従業員が作業に従事しているそうなのですが、その工場は年内で閉鎖となる見込みで、他社への売却も検討されているそうです。
閉鎖の理由については、Moto Xの売上が、米国での工場運営を継続できるほどのものではなかったことが大きいようです。Osterloh氏は、“北米市場は非常に厳しい”と述べました。また、Motorolaの上級副社長であるMark Randall氏は、主な理由としてはMoto Xの販売数の低さを挙げましたが、それ以外にも、部材の輸送費用や労働力にかかる費用が米国以外よりも高くなったことも挙げました。
Osterloh氏は、今回の工場閉鎖はLenovoからの買収とは無関係だと述べたそうです。
Source : WSJ
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