Motorola、特許侵害でドイツでのスマートフォンの販売差し止め判決を受ける
Motorolaがドイツの地方裁判所から同国におけるスマートフォンの販売差し止め判決を受けたことが判明しました。
ドイツのマンハイム地方裁判所は7月8日、Motorolaのスマートフォンが現地のレーザー技術専門企業 LPKEの特許技術を侵害したとして、Motorola DeutschlandとMotorola Mobility USAに対し、ドイツにおけるスマートフォンの販売差し止めと回収を命じました。判決には2社に対して買収金を支払うことも明記されているそうです。
侵害したとされた特許は回路レイアウトを形成するための“Laser Direct Structuring(LDS)”と呼ばれるレーザー加工技術とされています。Motorolaがこの特許技術をLPKE社の許可を得ずに一部のスマートフォンで使用していたとして、LPKE社より訴えられていました。
発表に具体的な機種名は明記されていませんが、差し止め対象にはMoto XやMoto Gといった主力機種も含まれていると伝えられています。これらの機種はドイツ以外でも販売されていることから、ドイツ国外でも訴訟で販売差し止めの判決が出る可能性があります。Moto XとMoto Gは今年の稼ぎ頭なので、地裁の判決とは言え、Motorolaにとっては重大な判決になると思います。
Source : LPKE社、Cult of Android
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