米国で携帯電話のSIMロック解除を合法にする法案が下院を通過、近く成立へ
米国の下院で現地時間7月25日に携帯電話のSIMロックを解除することを合法とするための法案「Unlocking Consumer Choice and Wireless Competition Act」が可決され、ホワイトハウスに送付されることになりました。オバマ大統領がサインすれば法律として成立します。
米国では日本と同様に携帯キャリアから発売されるほとんどの携帯電話には販売元のネットワークにしか接続できないようにする「SIMロック」をかけた状態で販売されています。
SIMロックはアンロックコードなどを利用することで容易に解除できるものの、日本とは違って個人によるSIMロック解除は長期契約終了後であってもデジタルミレニアム著作権法におけるソフトウェアの著作権を侵害するという米議会図書館が2013年1月に出した判断で違法扱いにされていました。
この法案は今月15日に上院を通過しており、残すはオバマ大統領のサインのみ。オバマ大統領は署名にに意欲的なコメントを出したとされいるので、成立するのはほぼ確実です。この法案が成立すれば、米国の携帯電話利用者は自分の自由に携帯電話のSIMロックを解除することが可能になります(違法にならない)。
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