Android Tips : Andoridの“キルスイッチ”を有効にしてスマートフォンの盗難や紛失に備える
学生さんたちは既に夏休み期間中ですが、働いている人たちにおいては、これからお盆休みが始まります(もちろん全員ではありません)。連休中は家族で帰省したり、友人たちと旅行や遠出される方も多いことでしょう。そこにはスマートフォンも一緒ですよね。でも、そういう際にはスマートフォンの紛失も発生しがちです。この記事ではAndroidの“キルスイッチ”を有効にして、スマートフォンを紛失した場合でもできる限り見つけ出せるようにしておく設定を紹介します。
この記事で紹介する設定は、Google純正のキルスイッチ機能「Androidデバイスマネージャー」を有効にすることです。オプションでジオタグ付きの写真をGoogle+フォトに自動アップロードして、写真の撮影場所を確認できるようにする方法も紹介します。
AndroidデバイスマネージャーはGoogle Play開発者サービスに組み込まれている機能なので、基本的にはAndroid 2.3以上を搭載した端末で利用できます。
STEP1:アプリドロワーから「Google設定」をタップして起動します。
STEP2:「Androidデバイスマネージャー」をタップして、「リモートでこの端末を探す」と「リモートでのロックと消去を許可する」にチェックを入れます。後者はデフォルト無効なので、リモートロックを利用する場合は必ずチェックを入れておきましょう。
STEP3:端末管理者権限でAndroidデバイスマネージャーに許可を与えて完了です。
これで万が一スマートフォンを紛失した場合でも、AndroidデバイスマネージャーのWEBサイトやAndroidアプリを利用して追跡したり、警報を鳴らしたり、リモートからロックをかけたり、データを消去して不正利用や個人情報を流出を抑えることができます(ネット接続を維持している場合のみ)。
AndroidデバイスマネージャーWEBサイト
https://www.google.com/android/devicemanager
Androidデバイスマネージャーアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.adm
以前、「Androidの機能のおかげで2週間前に盗まれたスマートフォンが無事に戻ってきたという体験談 」で紹介したように、スマートフォンで写真のジオタグ(位置情報タグ)をONにし、Google+で自動アップロードすると、盗んだ人の自宅や顔を確認でき、スマートフォンの奪還に役立ったことが伝えられていました。こちらの設定も可能であれば行っておくと良いでしょう。
Google+フォトアプリを起動し、設定メニューで自動アップロードをONにします。
カメラアプリを起動して、「ジオタグ」あるいは「位置情報」といった設定内容をONにします。
ジオタグ付き写真の表示例です。写真そのものに加え、位置情報(緯度経度)と地図で撮影場所を確認できます。
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