ラルフ・ローレンがアスリート向けのスマートシャツ「Polo Tech shirt」を開発、テニスの全米オープンで披露
米国のファッションブランド ラルフ・ローレンがアスリートの心拍数や呼吸数などを測定できるセンサー付きスマートシャツ「Polo Tech shirt」を現地時間 25 日より行われているテニスのメジャー大会 全米オープンで披露しました。
ラルフ・ローレンのスマートシャツは、導電性を持つ繊維を用いて着ている人の心拍数、呼吸数、ストレスレベルなどを測定し、スマートフォンにワイヤレスでデータを転送。アプリ上で測定データを数値やグラフで確認できるというものです。開発はカナダのスタートアップ OMSignal と共同で行われました。シャツ自体は OMsignal の開発した「バイオセンシングシャツ」をベースにしています。
こういったスポーツウェアを目にするのは今回が初めてではありませんが、ラルフ・ローレンのスマートシャツは外部との通信に専用のモジュールはなく、通信機能を含めて衣類に内蔵されているそうです。通信モジュールは重さやデザイン性に影響を与えるため、特にスポーツウェアでは有利ですね。(更新:着脱可能なBluetoothモジュールが別途必要です)
全米オープンでは、試合会場のボールボーイにこのスマートシャツを着用させ、デモを行っているそうです。
Source : ニューヨーク・タイムズ
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