HTCのクラウドサービス「HTCSense.com」日本向けには2011年1月頃を予定、まずはDeisre HD 001HT向けに

投稿日時 11月 13th, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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今年9月15日に英国・ロンドンで開催されたDesire HDとDesire Zの発表会において、「HTCSense.com」というクラウドサービスも同時に発表されました。現在HTCSense.comは日本向けには提供されていませんが、どうやら2011年1月ごろにまずはDesire HD 001HT向けに提供が開始される予定なんだそうです。

11月12日にHTC Nipponが主催したプレスセッションにおいて、HTC Nippon CPOの小寺康司氏はまずは2011年1月頃にソフトバンクが販売するDesire HD 001HT向けに提供を開始する予定であることを話したそうです。また、既存のX006HT、X06HTII向けには”検討中”とのこと。

HTCSense.comでは、端末の盗難や紛失に備える機能(位置の特定、強制爆音による呼び出し、リモートワイプ)、着信やSMSを転送設定する機能、着信履歴の閲覧、Footprint(ジオタグ入りの写真メモ)の閲覧、SMSの作成と送信、電話帳管理、HTC Hubを使ってアプリや着信音、壁紙、テーマなどの検索と適用などの操作をPCブラウザ上から行える機能を持ち、Desire HD、Desire Zをさらに活用するためには必須のサービス。

HTCSense.comは、HTC Sense 2.0を搭載した端末でなければならないことから、現在はDesire HD、Desire Z向けにしか提供されていません。今後HTC Mecha(Droid Incredible HD)向けにも提供する予定みたいなので、HTCは国際版以外のキャリアモデルにもHTCSense.comの提供を行うことが期待されています。

以前台湾HTCは、現行のDesireファミリーに対するHTC Sense 2.0の提供を12月頃に行う予定だと記者からの質問に対して話していたことから期待は出来ますが、端末側だけではなくサービス側の対応も必要だと思うのでいつからHTCSense.comを現行の端末で利用できるようになるのかは正直不明ですね。

ちなみにソフトバンクは、HTCが販売する”HTC Tube”というテレビをDLNA化するガジェットの販売を行う予定はないと問合せにに対して回答がありました。

Source:ITMediaマイコミジャーナル