Galaxy Nexusはまだまだ現役、DucatiプロセッサのドライバのアップデートでAndroid 4.4以降の動作が改善される
Android 4.3 (Jelly Bean)で OS バージョンアップのサポートが打ち切られた「Galaxy Nexus」。OS のバージョンアップにはプロセッサ類のドライバを対応させることが不可欠になりますが、Galaxy Nexus にプロセッサを供給している TI は既にモバイル SoC 事業から撤退しており、今後も Android 4.4 以降のサポートが行われるとは考えられないことから、Androidがバージョンアップされていくたびに動作させることが困難になっていき、そのうち、動作不可になっていくものとみられています。そんな中、コミュニティの開発者の努力のおかげで、ハードウェアアクセセラレーションを司るチップのドライバがアップデートされ、Android 4.4 以降の OS でもこれまでよりもうまく動作するようになったそうなのです。
XDA Developers の開発者 MWisBest 氏によって OMAP プロセッサの中でもハードウェアアクセラレーションを担当する Ducati プロセッサのドライバがアップデートされました。
これにより、動画のエンコード / デコードがよりスムーズに行えるようになったほか、Galaxy Nexus のカメラドライバとの通信機能も改善され、同氏曰く、Android 4.4 (KitKat)はもちろん、今後リリース予定の「Android L」でもカスタム ROM をよリ手間なく開発できる、とのことです。エンドユーザーからしてみれば、Android L のカスタム ROM でも常用できるほどのまともなものを利用できるかもしれないと期待することができます。
Source : XDA Developers
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