SuperSUがv2.13にアップデート、AOSPやAndroid L、Android TVのサポートを改善、64bitプロセッサを試験的にサポート
root 端末で広く利用されている ChainFire 氏の root アクセス管理アプリ「SuperSU」が v2.13 にアップデートされました。同時に Amazon アプリストアにもリリースされ、Kindle Fire タブレットにおけるダウンロードやアップデートを Amazon アプリストアで実行できるようになりました。
v2.13 では、主に内部的な調整や互換性の改善、対応機種の拡大を行っています。メインは AOSP (Android Open Source Project)、Android L、Android TV 、64bit アーキテクチャーのサポートといった点が挙げられます。つまり、AOSP ベースの ROM や今後リリース予定の Android L ・ Android TV 、64bit 対応プロセッサを搭載した端末でもうまく動作するということです。また、MIPS アーキテクチャーの CPU への対応も行われています。
- Android TV のサポートを改善(アイコンを調整、いくつかの機能を無効化、端末デフォルトのテーマを採用など)
- システムが UID 名を番号に変換できない場合に手動で変換できるようにした
- 「trust system user」が有効になっていた場合でもシステムユーザーが root アクセスできない問題を修正
- 暗号化済み端末のブートシーケンスを調整
- -cn/–context 用の MCS をサポート
- 最新の AOSP / Android L の Audit による様々な監査を無視するよう変更
- supolicy バイナリを試験サポート
- 削除された root アプリをブート時にチェックする機能を追加
- Anazon アプリストアをサポート
- ARM または x86 だけのインストール制限を削除(MPIS 対応のため)
- 興味のあるアプリを通知
- armeabie-v7a、arm64-v8a、x86-64、mips、mips64 アーキテクチャーを試験サポート
- TWRP / CWM のアップデーターにおける busybox の依存性を削除
- 名前空間セパレーターでのマウントを無効にするオプションを追加
- SU バイナリアップデート画面にリブートボタンを追加
SuperSU は CF-Auto Root に含まれているものは既にこのバージョンにアップデートされており、Google Play ストア版は 10 月 12 日中にアップデートされる予定です。
「SuperSU」(Google Play ストア)
Source : Google+(ChainFire)
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