Android 5.0(Lollipop)の機能紹介 : 「電話」アプリはMaterial Design化され、姓名の入れ替えや名前でのソートも可能
スマートフォンの基本機能の一つ「電話」のアプリが Android 5.0 (Lollipop)でリニューアルされました。
Android 5.0 の電話アプリは Android 4.3 までの 3 タブ式に戻りましたが、アプリ UIに Material Design が適用され、見た目が一新しました。特に、アクションバーやその他の枠がブルーに変わって全体が爽やかな雰囲気にまた、アイコンやフォントも変わったので見やすくなったとも思います。
「クイックアクセス」は従来の「お気に入り」をリネームしたものです。スターを付けたユーザーややり取りの頻度の高い連絡先が上から並べられます。中央の「最近」は通話履歴。「連絡先」はアドレス帳の一覧です。このタブではプロフィール画像が Material Design らしく丸型に変更されています。
メイン画面はタブ化されましたが、下部のダイヤルアイコンは全てのタブに表示されるので、いつでもダイヤルパッドを開くことができます。
Android 5.0 の電話アプリで連絡先は現在の画面に上書きされる形で表示されるようになりました。内容もスッキリとしたものに変わっています。特に便利になったのはアドレス帳の編集が電話アプリ内で可能になったことです。従来は「連絡先」アプリに切り替える必要があり、編集モードまでのステップ数は多かったのですが、Android 5.0 ではカード右上の鉛筆アイコンをタップするだけで編集モードにできるようになりました。
発信・着信画面も Material Design 化されましたが、操作方法や機能は従来とほぼ同じです。
ただ、Android 5.0 では Head Up 機能がデフォルト有効なので、アプリを利用している最中に着信を受けると画面の上部にニョキっと発信元が表示されます。発信元名をタップするとフルスクリーンになります。
Android 5.0 の電話アプリでは、アドレス帳の表示を「姓・名」と「名・姓」で切り替えられうようになり、さらに、ソート順も「姓」と「名」で切り替えられるようになりました。名前の表示順が異なる国の人もいるのでそういう方たちでも正常に表示できるよう追加したのでしょう。
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