Samsung、デュアルコアCPUな「Orion」搭載タブレットを準備中、発売は2011年?
11月18日、台湾・台北で開催されたARM Technical Symposium 2010において、Samsungは次世代のSoC「Orion」を搭載したタブレット端末の内部仕様をデモ機と共に公開・展示していたそうです。
DigiTimesによると、OrionにはSamsungの32nm製造プロセスで開発されたARM Cortex A9ベースのデュアルコア1GHz CPUとARM Mali-400(クアッドコア)ベースのGPUが搭載されていたそうです。
Orionの特徴は、L2キャッシュが現行の倍の1MB搭載。マルチタスク処理に最適化。フルHD動画(1080p)、HDMI 1.3a出力、低消費電力なDDR2、DDR3に対応。3台までのディスプレイへの映像出力にも対応しているそうです。
今年9月にOrionが発表された際、3Dグラフィック性能は従来比(Hummingbird)5倍だと言われています。
今回は内部仕様が展示されていただけで、今後どのディスプレイサイズのタブレットとして製品化されるのか、また製品化のスケジュールには触れられなかったそうです。
Orionの出荷時期は発表時に”select customers in Q4 of 2010, and will begin mass production in the first half of 2011…”とされていることから、2011年中には次世代Galaxy Tab?なタブレット端末が発表・発売されてもおかしくはないと思います。
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