LG、VoLTEやNFC決済対応で独自OSを搭載した新型スマートウォッチ「LG Watch Urbane LTE」を発表
LG が VoLTE での音声通話も可能な LTE 対応の “ほぼ全部入り” スマートウォッチ「LG Watch Urbane LTE」を発表しました。この機種は MWC 2015 に出展されます。
ネーミングからすると、先週発表された Android Wear スマートウォッチ「LG Watch Urbane」の LTE モデルになるのですが、LTE データ通信や VoLTE の音声通話、NFC によるモバイル決済機能、複数人でボイスメッセージをやり取りできるアプリ、保護者への緊急発信機能、ジャイロスコープ / 加速度 / コンパス / 気圧 / 心拍 / GPS を搭載するなど、ハードウェアベースの機能はこれまでのスマートウォッチの中で最多と言える内容です。
また、LG Watch Urbane が Android Wear を搭載しているのに対して、LG Watch Urbane LTE は同社が独自に開発した「LG ウェアラブルプラットフォーム」(たぶん webOS ベース)を搭載しています。サポート端末は Android 4.4 以上とされています。
LG Watch Urbane には側面に 3 つの竜頭型ボタンがあり、上のボタン「クイック設定」ではバッテリー使用量や画面の明るさを設定でき、中央のボタンでは時計画面モードとアプリリストモードを切り替えられます。下のボタンは短時間押すと「戻る」、長時間押すと緊急発信を行えます。
さらに、時計を腕から外すとと画面が自動的に消灯してバッテリー消費量を抑制する機能のほか、付属の充電器に置くと UI が 90 度回転して置時計としても機能するようになっています。
LG Watch Urbane LTE は今の常識からするとかなり高機能で、バッテリー容量が気になるところですが、バッテリーは 700mAh も積まれているそうです。一般的な Android Wear スマートウォッチが 400mAh 前後なので、1.7 倍程度大きいことになります。
LG Watch Urbane LTE の主要スペックは、1.3 インチ 320 × 320 ピクセルの P-OLED パネル、Snapdragon 400 1.2GHz クアッドコアプロセッサ、1GB RAM、4GB ROM を搭載。Wi-Fi b/g/n、Bluetooth v4.0 / LE、NFC に対応。
本体はステンレスボディを採用しており、IP67 の防水・防塵に対応。カラバリはシルバー 1 色で、本体にはスピーカーやマイクもあります。
Source : LG
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