MWC 2015 : Qualcomm、独自の“Kyro”コアを採用したSnapdragon 820の投入計画を明かす
Qualcomm がスペイン・バルセロナで行われている MWC 2015 イベントで、Snapdragon 800 シリーズの次期モデルとなる「Snapdragon 820」のリリース予定を一部明らかにしました。
Snapdragon 820 は 現在の最上位「Snapdragon 810」の後に登場するとみられるハイエンド向けプロセッサで、現地での ”
Zeroth” と呼ばれる新しいコグニティブ・コンピューティングプラットフォームで採用されるという話の中で明らかにされました。
Qualcomm は Snapdragon 820 を公式には発表していませんが、ARMv8 をベースに独自に開発した CPU “Kyro” を採用しており、big.LITTLE 構成の採用をやめる方針です。また、製造プロセスについては “最先端の FinFET を採用する” と述べるに留めています。
Snapdragon 820 のリリーススケジュールは伝えられていませんが 2015 年後半にサンプル出荷が開始されるらしいので、実際に搭載する製品は 2015 年末 ~ 2016 年初旬になると予想されます。年内いっぱいは Snapdragon 810 が主力であり続けるとみられます。
Source : AnandTech
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