BlackBerryのCEOが新しいBlackBerryタブレットを構想中であることを明かす
BlackBerry の CEO ある John Chen 氏がスペイン・バルセロナで行われた MWC 2015 のプレスカンファレンスの会場で、新たな BlackBerry タブレットを出したいという意向を示しました。
今回の CEO の発言はカンファレンスの質疑応答セッションの際に、海外の WEB サイト CNET の記者の質問に回答した中で出てきたことです。
しかし、発言内容はあくまでも Chen 氏の頭の中だけにある構想中のもので、実際に開発は行っていないと付け加えました。また、2015 年に投入する端末のロードマップとして発表した内容でもありません。
BlackBerry は、2011 年に BlackBerry Tablet OS を搭載した 7 インチタブレット「PlayBook」を発売しました。当時は初の BlackBerry タブレットということで、注目はされていましたが、発売後すぐに値下げされるなど、特に人気が出たわけでもなく、既に販売は終了しています。それ以降、タブレット端末は出していません。
BlackBerry の PlayBook タブレットでは、BlackBerry スマートフォンを Bluetooth キーボード・タッチパッドとして使用する BlackBeery Bridge 機能があり、コアなファンの間では依然として人気があるようで、ebay や Amazon などの海外ショップ・オークションサイトでは今でも販売されています。
BlackBerry PlayBook に搭載されている BlackBerry Tablet OS は日本語には対応しないままアップデートが打ち切られていますが、最近の BlackBerry スマートフォンに搭載されている BlackBerry OS 10 はバージョン 10.2 から日本語に対応しており、BlackBerry Passport や BlackBerry Classic をはじめとした BlackBerry OS 10 端末の国内における人気を加速させました。今後、BlackBerry PlayBook の後継が出るのであれば日本語にも対応しているはず。
BlackBerry は MWC 2015 イベントで、低価格な BlackBerry スマートフォン「BlackBerry Leap」や「BlackBerry Classic」の新色を発表したほか、デュアルカーブディスプレイとスライドキーボードを備えた新型 BlackBerry スマートフォン「BlackBerry Srider」のプロトタイプも披露しています。
Source : CNET
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