Xiaomi、「Mi Note Pro」の内部構造も確認できる分解手順を公開
中国メーカー 小米科技(Xiaomi)が 5 月 6 日に中国で発売されたばかりのハイスペックスマートフォン「Mi Note Pro」の分解手順を英語版の公式フォーラムで公開しました。
Mi Note Pro はアルミフレーム & シャシーの前後に、緩やかにカーブしたガラスパネルを取り付けた、従来モデルとは異なるデザインを採用した機種で、5.7 インチ WQHD 解像度の液晶ディスプレイや Snapdragon 810 2.0GHz オクタコアプロセッサ、4GB RAM(LPDDR4)を搭載するなど、世界中を見ても現時点では最上級のスペックを備えていると言えます。
Mi Note Pro はユニボディ構造を採用しているので既存モデルよりも分解の敷居が高くなっています。分解するにはまず SIM スロットを外してバックカバーを吸盤のようなツールを使うと外れる模様。バックカバーを外すとバッテリーが露出するので単体での交換は比較的容易かと思います。
その後は、リアカメラマウント、バッテリー、マザーボード、各ケーブル類を外します。各ステップは画像付きで順に紹介されているのですが、肝心なディスプレイ周りの分解手順は公開されていません。
Mi4 Note Pro のリアカメラは 1,300 万画素の Sony 製 IMX214 CMOS イメージセンサー、6 層構成の F/2.0 レンズ、Qualcomm 14bit イメージプロセッサーで構成されており、フロントカメラには画素サイズ 2 μm の 400 万画素カメラを採用。暗所でも明るく撮影できます。さらに、フロントカメラは自動的に水平を保つオートレベリングやフォーカスエイドインジケーター、色温度調節機能も付いているそうです。
バッテリーは 3,090mAh で、急速充電の Quick Charge 2.0 に対応しており、1 時間の充電で約 70% まで充電できるとされています。モバイル通信では、下り最大速度 450Mbps の LTE Category 9 に対応。オーディオ機能では、ハイレゾ音源の再生に対応しています。
今回同社自らが Mi Note Pro の分解手順や内部構造を公開した理由は不明ですが、内部構造にも自信のある作品であることをアピールしたかったのでしょう。なによりも、この超ハイスペックなスマートフォンが 1 月時点で発表されており、3 月に行われた MWC 2015 イベントでも Mi Note Pro を超えるスマートフォンが出てこなかったことに驚きです。
Source : Xiaomi
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