30,000台のOnePlus 2が中国で64秒で完売。招待システムに待機順を大幅に繰り上げる脆弱性が発見される
中国メーカー OnePlus の新型スマートフォン「OnePlus 2」が中国で発売され、初回の販売分で用意された 30,000 台がわずか 64 秒で完売したそうです。
OnePlus 2 のグローバル向けの発売日は 8 月 11 日で、今回完売した中国モデルも同日に第二弾の販売が行われる予定です。
OnePlus 2 の発売に関連して面白い出来事が起きました。それは、学生ハッカーの Jake Cooper 氏が OnePlus 2 購入のための招待の待機順を意図的に繰り上げることに成功したということです。
OnePlus 2 を購入するには同社から招待が必要なのですが、招待登録数は既に 100 万件を突破しており、後のほうに登録した方は実際に購入できるまでにかなり待つことになります。Cooper 氏はそれをわずか数行の Python スクリプトで数万単位で繰り上げることに成功しました。
その手法は Medium で解説されているのですが、OnePlus は公式フォーラム上で招待システムの脆弱性を突いたハック手法を防ぐ対策を施し、さらに、このような不正行為を行った方にはペナルティを与えると忠告しています。
そのため、Cooper 氏も当然ペナルティの対象になると見られるのですが、OnePlus は彼をホワイトハッカーと見なして、彼の待機順を早めるという粋な計らいを行いました。
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