Google、Nexus 5X / 6Pに「Sensor Hub」を実装
Google は昨日発表した新型 Nexus スマートフォン「Nexus 5X」と「Nexus 6P」に、「Sensor Hub」と呼ばれるメインプロセッサとは別の小型プロセッサを搭載しました。
Sensor Hub は、端末内蔵の各種センサーをモニタリングするほか、センサーデータを処理して動態検出といった機能を提供する低消費電力な電子部品です。
従来はメインプロセッサが行っていた処理の一部を Sensor Hub が肩代わりすることになるので、センサーデータの処理などでメインプロセッサがブートアップすることを軽減し、端末全体の消費電力を抑えることができます。Sensor Hub は Nexus 5X と Nexus 6P にセンサーとして実装されています。
Sensor Hub の搭載によって、端末をポケットに入れてランニングを開始したことやテーブルの上に置いてあるスマートフォンを持ち上げるような動作をメインプロセッサをアイドルに近い状態のまま検出することが可能になります。
機能的には Motorola Computing System や Apple が iPhone 5s 以降に搭載している追加チップと同じのようです。
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