Google、Android Oneに対するアプローチを変更、端末メーカーは今後より自由度の高い部品選択が可能に
Google が、新興市場向けにコストパフォーマンスに優れた Android スマートフォンを開発できるよう支援する「Android One」プロジェクトで端末メーカーへの規制を緩和していると、The Wall Street Journal が Google の計画に詳しい人物からの情報として伝えました。
Android One から生まれたスマートフォンは昨年 9 月よりアジア、中東、アフリカ、一部の欧州国で販売されています。
Android One では基本的にスペックを共通化してコストを下げており、Google が Nexus のような素の Android ファームウェアを提供することでコストが削減しています。
WSJ の報道によると、Google の新しいアプローチは、端末メーカーが Android One で使用する部品を Googleより認定された部品サプライヤーのラインアップであれば自由に選択できるようにしているそうです。
例えば、カメラモジュールは 5 種類から選べて、メインのプロセッサに Qualcomm 製を選択しなくても良いとされています。
何が変わるのかというと、これまでの Android One は一台に使用される部品がほぼ確定した状態で提供されており、スペックを差別化できませんでしたが、今後はメーカー側が選択できる部品点数が増え、より自由な製品開発が可能になります。
Source : WSJ
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