Nexus 6Pのブートローダーは「fastboot oem unlock」ではアンロックできない。代わりに「fastboot flashing unlock」を利用する
Nexus 6P のブートローダーをアンロックする際に、従来の「fastboot oem unlock」は利用できず、代わりに Android 6.0 で追加された「fastboot flashing」コマンドを利用しなければならないことが判明しました。
従来、Nexus のブートローダーをアンロックするには「fastboot oem unlock」を利用していました。Nexus 5X でもこのコマンドは機能するのですが、Nexus 6P の場合だとコマンドを実行すると「FAILED(remote unknown code)・・・」とエラーになります。
そこで、Nexus 6P でブートローダーをアンロックするには「fastboot flashing unlock」を利用します。Fastboot モードでこのコマンドを実行すると、「Yes」「No」の画面が表示されるので、後は従来と同じく「Yes」にカーソルを合わせて電源ボタンを押すとアンロックされます。
Nexus 6P では「fastboot flashing unlock_critical」コマンドも同様にブートローダーをアンロックできます。このコマンドはブートローダーの書き換えも可能にするコマンドです。通常は「fastboot flashing unlock」で良いでしょう。
ちなみに、Nexus 5X は「fastboot oem unlock」でも「fastboot flashing unlock」のどちらでもアンロックできます。
このほか、ブートローダーを再ロックするには「fastboot flashing lock」または「fastboot flashing lock_critical」が利用できます。
Android 6.0 では今後、「fastboot flashing」コマンドが主流になると見られので、ROM 焼き愛好家さんたちは覚えておくとよいと思います。
Source : XDA、Android Police
関連記事
週間ランキング
None Found