Sooy、従来よりも1.4倍長く使用できる新しいバッテリー技術を開発、2020年までに実用化
Sony が従来よりも 1.4 倍も長く使用できる新しいバッテリー技術を開発し、2020 年までに実用化を目指しているというニュースです。
Sony が開発した高密度バッテリー技術は iPhone 6s のバッテリーサイズなら 14 時間も使用できるようになり、使用時間を維持した場合は 30% ほどバッテリーのサイズをコンパクトにできると言われています。
スマートフォンやその他のデバイスで使用されているリチウムイオンバッテリーは、陽極と陰極の間をイオンが移動することで充放電を行います。多くの場合、陽極にはリチウムコバルト酸化物などの化合物が使用されていますが、Sony のバッテリーには硫黄化合物が使用されており、イオンの収蔵率が向上した結果、バッテリーの使用時間が大幅に増えたそうです。
しかし、硫黄化合物では繰り返し充電による劣化が著しく、これまでは実用はされてきませんでした、Sony はこの問題を克服したそうで、現在は安全性の確認と量産技術の確率に取り組んでいるとのことです。
Source : Nikkei
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