Galaxy S7に搭載された「Exynos 8890」のCPU、GPU、メモリ仕様が判明
Samsung が MWC 2016 イベントで発表した「Galaxy S7」「Galaxy S7 edge」には、Samsung の最新プロセッサ「Exynos 8890」が搭載されています。Exynos 8890 自体は昨年のうちに発表されたものの、これまで詳細な仕様は明らかにされていませんでしたが、AnandTech で CPU、GPU、メモリ周りの仕様が公開されていました。
Exynos 8890 は Samsung の第 2 世代 14nm プロセスで製造されるハイエンドスマートオン向けの SoC で、自社設計の CPU コアを採用したほか、LTE カテゴリ 12 / 13 をサポートしたマルチモード LTE モデムをワンチップに統合したところが大きな特徴です。
AnandTech によると、Exynos 8890 の CPU 仕様は、Cortex-A53 @ 1.586GHz(LITTLE クラスタ) + Exynos M1 @ 2.60GHz(1 ~ 2 コア時) ~ 2.29GHz(3 ~ 4 コア時)という構成です。
big クラスタは 2 コア動作(合計 6 コア動作)で最高クロック 2.6GHz になり、8 コア駆動の場合は 2.3GHz に下がる仕組みのようです。
GPU は ARM の現行最上位モデルとなる Mali-T880 で、コア数は 12 個に増加しています。最高クロックは 650MHz です。このほか、メモリインタフェースは 2x LPDDR4 1,794MHz で、メモリ帯域幅は 28.7GB/s にアップしています(Exynos 7420 比)
Source : AnandTech
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