Android N Developer Previewで改善されたタブレットのPC利用
Android N では Chrome OS が統合されて PC としての利便性が大幅に向上すると昨年から度々噂として伝えられていますが、先週リリースされた Android N 開発版を実際に使ってみたところ、特にそのような痕跡は見られません。しかし、新機能の追加によって、PC としても使いやすくなっています。この記事では、Pixel C を使ってこの部分を紹介します。
まず挙げられるのはマルチウィンドウ機能のサポートでしょうか。マルチウィンドウ機能はスマートフォンにも対応していますが、タブレットの場合は横に大画面スマートフォン 2 台分の表示領域ができるので別のアプリを見ながらの作業が可能になりました。ただ、現時点でアプリによってはマルチウィンドウモード時に利用できません(Chrome 49 など)。
次に挙げるのは個人的なことになりますが、マウスポインタが 3 ~ 4 倍に拡大できるようになったので、マウスポインタが見づらいことがほぼ解消しました。しかし、右クリックは依然として非サポートです。
また、テキストデータを別の画面にドラッグアンドドロップで転送できるようになり(一部ですが)、例えば Google Keep の買い物リストを Chrome で Google 検索することをマウス操作だけで可能です。
最後はアプリ履歴画面の表示枠が拡大したので、以前のように画面の中央部分をタッチしなくてもアプリを切り換えられるようになりました。アプリの切り替え操作はマルチタスクボタンの 2 回押しでも可能です。
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