リクルートライフスタイル、スマートフォンで精子の濃度や運動率をセルフチェックできる「Seem」を発表
リクルートライフスタイルは 4 月 12 日、スマートフォンで男性の精子の濃度と運動率をセルフチェックできる新サービス「Seem」を発表しました。
スマートフォンにおける生理現象の計測というと、月経周期や基礎体温の変化の計測・記録など、女性向けの内容がほとんどだった中、男性の精子の活動をスマートフォンで計測できるようになるとは驚きです。
Seem は不妊検査のために提供されるサービスです。当然のことながら、不妊の原因は男性側にある場合もありますが、精神的な抵抗を理由に精液検査を受診しない男性が多いと言われています。Seem は自分で精子の状態を検査できるので、気軽に検査できるはず。
Seem を利用するには「Seem キット」を別途入手する必要があります。キットには、スマートフォン顕微鏡レンズ、精液採取用カップ、採取棒が同梱しており、2016 年 4 月末より東京都内やその近郊のクリニック・薬局でテスト販売されます。
公開された手順によると、検査の方法は簡単そうです。まず精液を採取用カップに入れて液化するまで 15 分待ちます。次に採取棒でスマートフォン顕微鏡レンズの上に精液を乗せてレンズにスマートフォンをセット。アプリを起動して動画を撮影します。これでアプリが解析を行い結果を画面に表示します。
アプリ上で精子の濃度は「個数/ml」、運動率は「%」で表示されます。アプリでは計測結果をグラフ化して過去のデータと比較することもできます。
Seem は iPhone のみに対応しており、Android への対応は予定されていません。
Source : リクルート
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