パナソニック、光を用いてスマートフォンなどに情報を転送するディスプレイ製品「光 ID 送信機能内蔵液晶ディスプレイ」を発表
パナソニックは 4 月 22 日、光(可視光)を用いてスマートフォンなどに情報を転送する「光 ID」機能を備えたデジタルサイネージ・展示会用のディスプレイ製品「光 ID 送信機能内蔵液晶ディスプレイ」を発表しました。この製品は 5 月に発売されます。
この製品の特長は、初め聞く「光 ID」です。これは、普段見える可視光線の明暗の差を用いて本体の画面に表示される写真や映像、その他、様々な情報をスマートフォンに転送する通信技術。
「光 ID」は複数用意できるので、一台で様々なコンテンツを紐付けた「光 ID」を切り替えながら送信すると、様々な情報を瞬時に送信できます。
「光 ID」対応デバイス同士のコンテンツ転送が光で行われるようになるので、コンテンツ転送のための設備の追加や配線が不要になるほか、別途提供される「光 ID」の LED ライトバーを使えばマルチディスプレイシステムをワイヤレスで構築できるとされています。
対応スマートフォンのことについては、OS のバージョンやカメラ性能に条件が設けられているので、全ての端末で利用できるわけではなさそうです。
ディスプレイには 42 インチ、49 インチ、55 インチの 3 タイプが用意されています。
Source : パナソニック
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