Samsung、Galaxy Note 7発火問題のより詳しい原因を公開
Galaxy Note 7 の発火問題によるリコールに関して、Samsung の英国法人が公式サイトのリコール案内ページでより詳細な原因を公開しました。
リコールの原因はバッテリー個体の問題であって端末の問題ではないというのが公式な見解です。これは変わらないのですが、Samsung の英国法人は調査結果を基に、バッテリー内のアノード(正極)とカソード(負極)が接触した際に高温になって発火すると説明しています。
リチウムイオンバッテリーで内部の電極はそれぞれ電解質に浸されています。この電解質には有機性のものが使用されているので高温になると発火します。おそらく、電極の接触によって通常は流れない電気が流れてしまい、しかもショートが発生。局所的な発火が起こり、それが電解質の発火につながったと思われます。
しかし、Samsung の英国法人はこの問題をあくまでも「非常に稀な製造上のエラー」だとしており、設計ミスとは認めていません。
Source : Samsung UK
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