世界初の商用Tangoスマートフォン「Lenovo Phab2 Pro」が米国で発売開始
Google Tango に対応した世界初の商用 Android スマートフォン「Lenovo Phab2 Pro」がついに米国で発売されました。現在は米国の Lenovo 直販サイトで販売中です。
Tango は空間を人間レベルで認識できることを目指した Google の 3D レンダリング技術で、Phab2 Pro は Tango 対応アプリが必要とするセンサーやアルゴリズムを標準で装備しています。
Android スマートフォンとしては、6.4 インチ 2,560 x 1,440 ピクセルのディスプレイや Snapdragon 652 1.8GHz オクタコアプロセッサを搭載するなど、そこそこなスペックです。
Phab2 Pro のラインナップはガンメタルグレーとシャンパンゴールドの 2 色で、現在はグレーのみ販売中。価格は $499 となっています。
Tango の要は空間を捉えるためのカメラです。Phab2 Pro には背面に 1,600 万画素の RGB イメージセンサー、深度計測用の Depth カメラ、モーショントラッキングセンサーが搭載されています。
Tango では、モーショントラッキング、奥行きの認識、学習機能によって拡張現実(AR)体験を改善します。実際の機能は対応アプリで利用できるようになっており、「GuidiGO」アプリでは AR ミュージアムを体験でき、「Lowe’s Vision」アプリではリビングやキッチンといった家の内装をアレンジすることができます。
Phab2 Pro はこのほか、4GB RAM、64GB ROM、前面に 1.4μm 画素の 800 万画素カメラ、4,050mAh バッテリーを搭載しています。
また、3 つのマイクはノイズキャンセリングを行うほか、Dolby Atmos 5.1 Audio Capture による 360 度の空間録音にも対応しています。背面には指紋リーダーも付いています。
Source : Lenovo
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