Google、モバイルサイトに埋め込んだGoogleマップに2本タッチでのスマート操作を導入
Google が Google マップに新たな API「gestureHandling」を導入し、モバイルサイトに埋め込んだ Google マップを 2 本タッチで操作する仕様に変更しました。
Google マップをブログやホームページなどに埋め込んだ際に、これまでは WEB ページのスクロールと Google マップのスクロールが同居してしまい、WEB ページをスクロールする際に Google マップをタッチしてしまうと Google マップの地図がスクロールされる仕様となっていました。
それが今回、1 本タッチでスクロールした場合は Google マップをタッチしていても WEB ページがスクロールされる仕様に変更され、Google マップの地図をスクロールする場合は 2 本指でタッチして行う仕様に変更されました。またピンチ、ズームはこれまで通り 2 本指で行うことができます。
今回導入された gestureHandling はデフォルトで、その WEB ページがスクロール可能かどうかで挙動が変更されるオプション設定 “auto” となっているのですが、このほかに強制的に 2 本指タッチでスクロールする仕様となる “cooperative”、これまでと同じ 1 本指でスクロールできる “greedy”、スクロールやズームを禁止する “none” も用意されていて、これらを選択することで仕様を挙動することができるようになっています。
ちなみに “auto” は、WEB ページのスクロールが可能な場合は “cooperative”、表示ページが WEB ページの全体でスクロールができない場合は “greedy” と、自動で切り替る仕様となります。
このほかに MapOptions オブジェクトにて「fullscreenControl」オプションも用意され、”true” に設定することで、モバイルサイトの WEB ページ内で Google マップを最大化できるボタンを強制的に配置できるようになっています。fullscreenControl はデフォルトでは、モバイルサイトで “true”、デスクトップで “false” となる挙動となっています。
Source : Google
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